タデ食う儂の酢き酢き
まず,無農薬水田からヤナギタデをもらってきます。周囲にはイヌタデ,オオイヌタデ,ウナギツカミなどが同所的に生育していて,この時点である程度の経験が必要。とはいえ葉を食べて5秒後くらいに「辛!」となればたぶんあってるのではないでしょうか。 ヤナギタデ Persicaria...
水田雑草魂で手に入れた
北大の図書館に蔵書がなかったので発注した古本,1966年に刊行された雑草図鑑(升尾・土井 1966). 北海道に当時生育していた畑や水田で見られる雑草100種弱がまとめられている。 表表紙をめくったら,なんと舘脇先生から遠山先生へ謹呈した際のサインがあった。...
北海道植物文献備忘録②
アーノルド樹木園の初代園長であるサージェント(1841~1927)は1892年秋に来日し,このときの記録をもとに国内の樹木種についてまとめた"Forest Flora of Japan (Sargent 1894)" を執筆した。...
北海道植物文献備忘録①
宮部金吾著「The Flora of the Kurile Islands(1890年刊行)」は,"Miyabe, Fl. Kuril. (1890)"のような形で北海道や千島列島のシノニムリストやフロラ文献にしばしば登場する。千島列島の植物相を体系的にまとめた最初期の文献...
臭い草をみつけて草
琴似川沿いを散歩していて見つけたなんじゃこりゃ!?なアブラナ科。 ワサビとコンロンソウを足して2で割ったような外観です。川沿いの路傍にドクニンジンと一緒に生えてるこの感じ…いかにも外来種っぽい感じ。 調べてみると,ニンニクガラシAlliaria petiolata...
図録でくつろぐ週末に
『北大総合博物館のすごい標本』という本が北海道新聞社から出版されました。北大総合博物館に所蔵された標本についての図録となっており,僕は陸上植物の章を分担執筆しています。 とにかく,標本の写真がキレイです。写真に負けない恥ずかしくない文章を書けたらいいなあ,と思っていたのです...
一升餅で一笑の巻
おかげさまで,娘が1歳になりました。可愛い盛りですが,最近お風呂で僕の乳首をつまんでくるので困っています。 一升餅を背負うというイベントもやってみました。餅を包んだ風呂敷は,新潟大を出るときにいただいたものです。 写真はつかまり立ちをしてみたものの餅の重さに翻弄され敢えなく...
ほっかいDO!のふきのTO!(ラップ調)
札幌はちょうど,雪が溶けてきた頃です。ということで,ふきのとうの季節であります。今年は(実は去年も)新潟では採り逃したと思っていたので,しかも新潟市の特に海沿いではあまり生えていなかったので,なかなか久しぶりな感じです。ところでこの写真,手前左側の枝が邪魔ですね。どければよ...
立つ鳥水草を運ぶ?
3月末に新潟大学教育学部を退職し,4月1日から北海道大学総合博物館に勤めることになりました。皆様,新潟では大変お世話になりました。北大総合博物館はM1のときに訪れて依頼憧れの大学博物館の一つでしたので,とても光栄です(まだ実感が湧いていません)。 ...
Come on baby 新潟
遅くなりましたが,あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。去年はほとんど更新できなかったので,今年はこまめに投稿できればいいなあ,と思っています。 さて,実は昨日(1月31日),パパになりました。...