タデ食う儂の酢き酢き
まず,無農薬水田からヤナギタデをもらってきます。周囲にはイヌタデ,オオイヌタデ,ウナギツカミなどが同所的に生育していて,この時点である程度の経験が必要。とはいえ葉を食べて5秒後くらいに「辛!」となればたぶんあってるのではないでしょうか。
ヤナギタデPersicaria hydropiper (L.) Delarbre(タデ科)
中央の植物です。ミズアオイと一緒に写っているのがいいよね!と思って撮影してみましたが,明らかに紫の花のほうが主張が強い。
家で葉をひたすらむしります。
米酢を入れながら,すり鉢でゴリゴリすりつぶしていきます。
つなぎにご飯粒をいれるレシピがあるみたいなのですが,あいにく当時は令和の米騒動(今も)。自宅にはこんなことに使える白米はありませんでした。
他につなぎに使えそうなものは,私か娘の鼻クソくらいしか思いつかなかったので,酢だけで作ることにしました。
2~3回酢をいれる→こすを繰り返して完成しました。
そう,昔からずっとたべてみたかったもの,蓼酢です。
参照したレシピには「酢と食塩で味を整えます」とありましたが,理想的な蓼酢の味を知らないので調整不可能…とりあえず小さじ2くらい食塩いれてみました。
これを鮎の塩焼きにかけて食べたい!…のだが,残念ながら北海道には(食べるための)鮎がほぼおらず,スーパーではまともに買えないのであります。
この日はサンマも高かったので,とりあえずイワシを塩焼きにしてかけて食べてみました。
ウマイ!!!!
でもこれ,大抵のお酢が魚の塩焼きに合うんじゃないかな…(調合をミスった?)
2024.9.23(蓼酢を作ったのは9.8)
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