臭い草をみつけて草
- Shutoh, K.
- 2020年5月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月30日

琴似川沿いを散歩していて見つけたなんじゃこりゃ!?なアブラナ科。 ワサビとコンロンソウを足して2で割ったような外観です。川沿いの路傍にドクニンジンと一緒に生えてるこの感じ…いかにも外来種っぽい感じ。
調べてみると,ニンニクガラシAlliaria petiolata (M.Bieb.) Cavara et Grandeという帰化植物でした。英名はそのままGarlic Mustard(というか和名がそのままなのですが),スーパーに並んでいてもおかしくない商品名です。ニンニクもからしも大好物な身からすれば魅惑的な名前。
原産地はヨーロッパから中央アジアで,国内では北海道の他長野県にも帰化の記録があるようです。帰化が初めて発見されたのは2007年(札幌市円山公園),最近ですね。アメリカでは侵略的外来種として様々な対策がとられている植物のようで,長野県での帰化を報告した中村・中村(2014)に詳しい解説があります。

その名の通り葉を揉むとニンニクの匂いがするらしいので,何枚か葉をむしって匂いを嗅いでみましたが…うーん,確かにニンニク臭はするけど…ギョウジャニンニクの1/5くらいの薄さ…
アメリカには食用として持ち込まれたらしいですが,僕はいいかなあ…?という感じでした。でもおひたしとかにしたら美味しいかもしれない。

しかしこのはびこり方,あまり放っておいてはよくない気もします。
5年ほど前までは北海道でも稀な植物だったようですが(五十嵐 2016),現在はどうなのか気になるところです。

ところでニンニクガラシとは関係ありませんが,今日無事に32歳になりました。去年はプライベートがいろ
いろ大変だったので,今年はのんびり過ごしたい…で
す。。
引用文献
・中村千賀,中村匡男.2014.長野県におけるニンニクガラシAlliaria petiolata(アブラナ科)の帰化.植物地理・分類研究 62:23-27.
・五十嵐博.2016.北海道外来植物便覧 -2015年版-.北海道大学出版会,札幌.
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